夏休みで時間があるので、もう一本 アメリカに来てからの英語周りの勉強法をまとめようかと思います。
アメリカに来る前の英語勉強(主にTOEFL対策)は以下を参照ください。
TOEFL 100点を取ってアメリカに来れば、英語の勉強などしなくてよいのでは、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。 英語の勉強は一生、続きます。
特に以下について、苦労しています。
- リスニング
- スピーキング
- 語彙
逆に、リーディングやライティングに関しては、ChatGPTや翻訳技術の進化もあってあまり苦労せずにできています。 おそらく今後リーディングやライティングについて英語の勉強は一切しなくてもよくなる時代が来るのではないでしょうか?1
ただ、勉強自体にはついてはTOEFLのときのように机に座って勉強する、というよりアプリを利用してサクッと終わらせたり、勉強しつつや散歩しつつなどなるべく日常に溶け込む形で行うようにシフトしています。 英語の勉強をだけ行う時間はおおよそ1日で1時間程度ではないでしょうか。
- シャドウイング 30分 ~ 40分
- ELSA SPEAK 10分
- 単語勉強 10分
リスニング
TOEFLでリスニング29点を取ったことがありますが、現地だとリスニングに引き続き苦労します。理由は以下の通りです。
- アメリカには多種多様な人種がおり、人によってアクセントやスピードが異なる
- アメリカの日常生活を行う上でTOEFL以上の広範な語彙が求められる
シャドウイング
上記に対応するための学習法(特に1番目)を探していたところ、中級者以上には、「シャドウイング」が有効ということを聞きました。 そして、最近は「シャドテン」というアプリがおススメということで月額2万ほどとちょっと高めですがだまされたつもりでとりあえず一か月やってました。
シャドテンは録音したシャドウイングを毎日添削してくれるサービスです。 シャドウイングを前にも挑戦したことがあるのですが、一人で録音して聞き返しても案外何が間違っているのかわからず、この「毎日添削してくれる」というのが非常に良い点です。自分では完璧にシャドウイングしたつもりでも、発音ミスをちょこちょこあったりして一人でシャドウイングするより断然、効率的だと思います。
現在、3カ月ほど続けてます。 前よりもネイティブの会話が聞き取れるようになったり、自分の発音がよくなったりと英語でのコミュニケーションストレスがかなり軽減されたと思います。
Youtubeや映画を英語でみる
自分は暇さえあればYoutubeを見てしまうYoutube依存症なので、Youtubeも英語でみることにしています。
VTuberを英語でみる
例えば、自分はVTuberをよく見るのですが、VTuberの大手事務所であるにじさんじやホロライブにはENという英語のラインがあります。 彼らをフォローして、暇なときに見るだけでもよいのではないかと思います。
特に、にじさんじENの「虎姫コトカ」さんや「狂蘭メロコ」さんは、日本人にもかかわらずENに所属しており英語で配信を行っています。 たまに英語の勉強法についての配信を行うこともあるのでかなりフォローしています。そして、面白い。
虎姫コトカさんの英語勉強法。これは日本語ですが、普段の配信は英語でしゃべります。
虎姫コトカさんもシャドテンをプロモーションしています。
狂蘭メロコさんの最近の動画の中で個人的な最もおススメ配信の夜間警備の実況
Youtubeでプログラミングを学習する
あとは、プログラミング学習や技術のキャッチアップも英語で見ます。
NeetCodeさんはコーディングインタビューやシステムデザインインタビューの対策としてわかりやすい口調で説明してくれるチャンネルです。
Fireshipさんは、最近の技術ニュースや100秒でわかる〇〇言語など、短くサクっと見れる動画が多くておススメです。
海外ドラマ・映画を英語字幕で見る
王道中の王道ですが海外ドラマ・映画を英語字幕で見るのは特に英語の語彙力強化でおススメです。 自分はSFが好きなのでNetflixのブラックミラーや好きなSF映画を英語字幕で見てました。
この際に、気を付けたいのが「単語がわからなかった・聞き取れなかったからと言って再生を止めない」ということです。 1回目は内容の理解度が30%や60%でも気にせず通してみることをお勧めします。案外単語が聞き取れなかったりわからなかったとして、映像でなんとなく意味がわかったりします。 時間がある場合は2回目はシーキングしつつ特にわからなかった表現を辞書で調べて、メモしておくという作業をします。時間がなければ1回目だけでもいいかと思います。
あとはアメリカの映画館では、ノンネイティブ向けに英語字幕版の上映があります。そのため、映画館では積極的に英語字幕版を見ることをお勧めします。 更に英語字幕版の上映が無い場合は、「字幕を同時に流してくれるAR眼鏡」のような装置の貸し出しがあるそうです。こちらも積極的に利用しましょう。
自分は日本未上映のオッペンハイマーを友人とともに見たりしました。
スピーキング
スピーキングは日常的に友人や生活の中で会話することもあり、あまりやっていません。唯一やっているのはELSA SPEAKです。 必ずデイリーレッスンを必ず毎日 10分程度やるようにしています。
たまに、インタビューやプレゼンテーションの壁打ち相手としてELSA AIを使います。 最近はGenerative AIのおかげでAI英会話も劇的にクオリティが上がっていて素晴らしいですね。
今後、日本に帰って英語をしゃべる機会が減ったらVRChat上のLanguage Exchangeなども試してみたいと思っています。
語彙
語彙に関しては、本当に一生ものの勉強です。語彙もアプリで勉強しています。
WordUpは英語の単語帳アプリで、「イメージで英単語を記憶する」方法で単語を学べます。ただ、最近Generative AIを間違った方法で活用しはじめており、かなりCreepyな画像がイメージとして提示されるようになってだいぶUXが下がりました。 どなたか、「イメージで英単語を記憶する」アプリでより良いものがあればどなたか教えてください。。。
アメリカ独特のイディオムについては、以下の本を用いて勉強するのが良さそうかと思っていますがまだ未実施です。
そのほか - アメリカでの英語サバイブ術
英語でのディスカッションやミーティング、メンタルについてのサバイブ術は以下の記事が非常にまとまっており、マジで有用なのでぜひ参照してください。 自分もくじけたときはよく参考にしています。
そのほか載っていないサバイブ術を紹介します。
リアルタイム文字起こしを利用する
ZOOM会議や電話ではリアルタイム文字起こしを使うことでリスニングの負荷を軽減します。Windowsだと一発でリアルタイム文字起こしが立ち上げられて便利です。
- リスニングやスピーキングについてはリアルタイム性が求められるのでリーディングやライティングよりは駆逐されるまでに時間がかかりそう↩