12/9(土)-12/10(日)で開催されたYahoo! Hack Day 10th Aniv.に参加してきました!! そしてまさかのHack 賞 受賞!
Hack賞
— 『flick!』デジタルツールを楽しむ本 (@flick_mag) 2017年12月10日
ID 73 ノルウェイのギーク いすとりSonic#hackdayjp pic.twitter.com/meQmIAQTNJ
ハッカソンは今まで何回も出場してきましたが、まともに賞をゲットできたのは
初めてで、ひっじょおううに嬉しいので本ブログに思い出を綴っていきます。
正直、当日も大変だったのですが、一番苦労したのがアイデア出し、 でした。
そこの部分をメインで書かせていただきます。
(気が向いたら技術編も書きます...)
つくったもの
電車でどこで降りるかを超音波通信で知れるWebアプリ、なるものを作りました。
題していすとりSonicです。
内容は以下のプレゼンを見ていただくとわかりやすいかと思います。
https://youtu.be/1Nlm69tcuak?t=13539
これができた経緯
この作品ができた経緯を、チーム結成から振り返りたいと思います...笑
2ヶ月前 チーム結成
私を含めたメンバ全員、ジーズアカデミーというプログラミングスクールを10月に卒業し
その中のメンバで意気投合し、ハッカソンにでよう!、という話になりました。
ちなみに、ジーズアカデミーは最高なプログラミングスクールなので
みなさん、ぜひ入ってください。
いろんなバックグラウンドの人がいて、めっちゃ面白いです。
gsacademy.tokyo
1ヶ月前 アイデア出し・技術調査
初めてのHack Dayのため、みんなで前回のHack Dayの発表動画を穴が空くほど見ました。
どれも技術力・実装力がめちゃくちゃすごい作品ばっかりで
メンバ間でも「これ、いけんのか笑」的な感じでした。
それでも出るからには最優秀賞!ということで技術をベースにしてアイデア出しや技術調査をめっちゃしました。
ただ、まともなアイデアは出てこず、あっというまに1週間前になります...
1週間前 アイデア出し
企画会議で、最初は「ARKit出たからARアプリつくりたいよね〜」って感じで
ARアプリを考えていました。
それで電車の降りる人がARでわかったらおもろい、というネタが出てきました。
その時のデザイナさんが書いてくれたイメージはこんな感じ↓
5日前 技術調査・フィージビリティ調査
ただ、「電車AR」は一つ、問題があることがわかりました。
電車は移動しているからGPSの位置情報が使えない、ということです。
当たり前ですが...
知らない人と端末間通信をするときは
- 位置情報
- BLEビーコン
が主流。ですが
- 位置情報→移動しているので☓
- BLEビーコン→正確な場所わからない
ということで 、かなり積んだ感じとなってしまいチーム内の空気が重苦しくなりました...
4日前〜1日前 企画会議
ここから、ヤバイということになり仕事終了~終電まで、毎日 企画会議をすることに。
そんな時に自分がふと思い出したのが、このアプリ hacklog.jp
このアプリを見たときから超音波通信!とは思ってましたが
この超音波通信は、電車内の匿名通信に使えるのでは?とふと思いつきました。
ARは無理そうなので、超音波を意識したUIをデザイナに考えてもらい これで当日行くことになりました。
ただ、これって本当に電車をHackできてるわけじゃないよね?と納得できていないメンバもおり
なんとなくもやもやした状態でHack Dayを迎えることになります。
Hack Day 当日 1日目
前日のもやもやが続いており、ネーミングでそれが噴出しました。
自分が思いつきで SuperSonicニコニコ電車(超適当)でよくね!?と言ったら
デザイナの方がそのネーミングだとロゴが書けないとなり、提出期限の夜10時まで、ギリギリまで悩んでました。
ただ、自分はフロント実装担当だったので
途中からネーミング考えるのは放棄して実装に集中しました笑
そしたら「いすとりSonic」という名前で納得したようで、ネーミング決定と相成りました。
Hack Day 当日 2日目
やはりというかなんというか、他のプロダクトが凄すぎて
メンバと、「来年、もっと実装力をつけて頑張ろう」とプチ反省会を開くぐらいでした。
個人的に、凄いと思ったのは、
- 最優秀賞の「とるだけ!ユーチューバー」
- アプリだけでモノの重さが測れる「Weight Memo」
- スマートスピーカーをハックした「スマートスピーカー2.0」などなど...
(ってかモノが出来ませんでした〜、って言ってるところが無いのも普通に凄いよなって思います。)
そんな中で、Hack賞を貰えたのは本当にありがたい話です。
これはひとえに、チームメンバが各々の度量を最大限に発揮した結果だと思ってますし
ホントチームメンバの方には、一生 頭が上がりません。
ただ、この受賞で慢心せず 新人賞をもらったと思って 来年以降のHack Dayは更にレベルアップして頑張っていきたいと思います!